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【頻度?干し方?】洗濯にまつわる同棲カップルのすれ違い例と解決策5選

洗濯を取り込んでいる 暮らし

二人暮らしや共働きで、意外とケンカの種になるのが「洗濯」。洗濯機を回す頻度や、洗い方、シワにならない干し方など、一人暮らしの時のルールのままでは上手くいかないことも…。カップルの洗濯事情と、同棲する上で擦り合わせておきたいポイントを紹介します。

イライラポイント① 洗濯頻度の違い

洗濯の頻度について、カップル間での違いはしばしばすれ違いの原因になります。一人暮らしでは週2〜3回洗濯する人が多いです。しかし、中には「毎日したい派」「節約のため回数を減らしたい派」など、意見が分かれることも。

理想の洗濯頻度を決める3つのステップ

1.使用頻度の高いアイテムの洗濯頻度を確認する

 バスタオルや下着など、毎日使うものの洗濯頻度を話し合いましょう。

2.保管スペースや干すスペースを考慮する

 家のスペースに合った現実的な頻度を設定するのがコツです。

3.コストと清潔感のバランスをとる

 洗濯回数を増やすメリット(清潔感・効率)と水道光熱費の負担を比較して、無理のない頻度を見つけましょう。

これらをお互いに確認し合うことで、無理なく継続できる洗濯頻度が見えてきます。

洗濯の回数を増やすことのメリットと注意点

◎ メリット

・衣類やタオル類を清潔に保つことができ、嫌な臭いが防げる
・早めに洗うことで、汚れが落ちやすくなる
・一度に干す量が少なくて済む

✖️ デメリット

水道代や電気代がかさむ
・手間がかかる
・集合住宅では、早朝や深夜は回さないようにするなど時間帯に制限がある場合も

 縦型洗濯機で洗濯と乾燥を行った場合、1回あたりの電気代は約143.5円。水道代は約36円だそう1。洗濯には、手間だけでなく費用もかかるということは覚えておきたいですね。
 また、集合住宅のルールや、パートナーの生活時間によっては、時間帯の制約がある場合も。事前に確認しておきましょう。

イライラポイント② 洗濯物の分類

色移りや衣類の傷みを防ぐための分類で意見が食い違う場合があります。また、汚れや菌が気になるアイテム(トイレマットなど)をどう扱うかも悩みの種です。

おすすめの分類ルール

デリケートな素材の衣類は分けて洗う

デリケートな素材の衣類は、他の洗濯物と絡まって傷んでしまう恐れがあります。おしゃれ着用の洗剤や洗濯モードで洗うと、さらに安心です。

濃い色の衣類は単独で洗い、色移りを防ぐ

濃い色の衣類を白い色のものと一緒に洗ったら、色移りしてしまったという例も…。大事な服に色移りしてしまわないように注意しましょう。

菌が気になるアイテム(マット類など)は、衛生面を考えて別洗い

ひどい汚れがついた衣類や、トイレマットなどの菌が繁殖しやすいものは、汚れ移りや衛生面を考えると、分けて洗ってもよいでしょう。

その他、タオルやシーツは頻繁に洗濯し、常に清潔に保つことが大切です。これらは熱いお湯で洗うことをおすすめします。特にタオルは汚れや湿気を吸いやすいので、早めに洗濯することで、臭いの発生を防ぐことができます。

分類して洗うかどうかは、「他の洗濯物に影響を与えそうかどうか」「他の洗濯物の影響を受けたくないかどうか」を基準にしましょう。

イライラポイント③ 家事の分担

厚生労働省2によると、日本の夫婦の約7割は共働き。同棲中のカップルも、これからに備えて家事分担について考えておくことは重要です。

誰が洗濯機を回すのか?
誰が干すのか?
誰が乾いた洗濯物を取り込んで畳むのか

洗濯機を「回す」「干す」「畳む」などのタスクを誰がどこまで担当するかが曖昧だと、不満が蓄積する原因になります。

円滑な分担を実現するポイント

生活リズムを考慮する

出勤時間や帰宅時間など、お互いのスケジュールに合わせた分担を設定しましょう。

ときには柔軟な対応も心がける

忙しい日は交代できる仕組みを作ることで負担感を軽減しましょう。

家事効率化ツールの導入

ドラム式洗濯乾燥機を活用すれば、洗濯から乾燥までが自動化でき、時短につながります。

出勤時間、帰宅時間だけでなく、休日のタイミングや入浴は帰宅後や就寝前か、それとも起床後かなど、まずはお互いの生活リズムや生活スタイルを理解し合うところから始めましょう。そのうえで、洗濯にかけられる時間や頻度を相談し、二人にとっての最適な洗濯タイミングを決めることが重要です。

また、特に忙しいカップルには、ドラム式洗濯乾燥機が便利です。洗濯から乾燥まで一度にこなせるため、干す手間を省き、時間を有効に使えます。また、すぐに乾くため、タオルや下着などのストックも減り、収納スペースが少ない場合でも助かります。

イライラポイント④ 干し方・畳み方の違い

干し方や畳み方について、シワの防ぎ方や見た目の好みが異なり、意見が対立しがち。主には以下の観点が挙げられます。

  • 洗い方:デリケートな素材や色移りの心配がある衣類の取り扱い
  • 干し方:シワにならないように干す方法
  • 畳み方:取り込んだ後の畳み方に違いが出ること

これらの問題を事前にお互いに話し合い、ルールを決めておくとトラブルが減ります。

以下の工夫を取り入れてみましょう

  • シワを防ぐ干し方(例:ハンガーやアイロンがけ不要の方法)を共有する。
  • 苦手な作業は手間を減らすアイテム(例:収納ボックス)で工夫する。

イライラポイント⑤ 季節ごとの洗濯トラブル

季節によっても洗濯の悩みは変わります。

  • :汗ジミや臭いが気になり、洗濯物が溜まりやすい。
  • :室内干しが多くなり、乾きにくい。

こんな方法を試してみて

  • 夏は洗濯頻度を増やし、除湿機やサーキュレーターを活用して乾燥時間を短縮
  • 冬は乾燥機能付き洗濯機や部屋干し用洗剤でカビや臭いを防止
  • 季節に応じた洗剤や柔軟剤を選び、衣類をケアする

夏は特に、汗ジミや体臭がついた衣類が気になります。これに対処するために、おしゃれ着用の洗剤酵素系の洗剤を使用することで、汚れがしっかり落ち、臭いも防ぐことができます。また、洗濯物が乾きにくいときには、室内干し用の除湿機能を活用すると効果的です。

カップルで洗濯を円滑に進めるためには、頻度や分担、干し方、そして季節ごとの工夫が重要です。お互いの生活リズムや好みを尊重しながら、話し合いと効率化アイテムの導入でイライラポイントを解消していきましょう!

  1. 引用:ドコモでんき「洗濯機にかかる電気代と水道代は1回いくら?節約する方法も紹介より ↩︎
  2. 引用:生労働省「図表1-1-3 共働き等世帯数の年次推移」より ↩︎